東京生活 その1

夏といえば、小さい頃夏休みの宿題が全くできなかった。最後の8/31まで先延ばしにして、結局やる気が出ず提出しなかった。さらには怒られるのが嫌なので学校をサボった。

特に日記が苦手だったと思う。 最近になって分かってきたのは、自分は随筆のようなエッセイのような文章を書くのが苦手であること。 何を書いても, どこかで見たような文章になってしまい、自分自身から湧き出た言葉が無いように感じる。

今週からしばらく東京のオフィス街(田舎者感. 品川駅らへん!)で働くので、夏休み特別企画ということで、 そこはかとなくよしなしごとを書きつくる日記でも吐き出すか、という次第。

常に変化や発見を欲していて、そうしないと眼が濁ってしまう。 そういう理由で、とくに夏は ひたすらに新しい特殊環境に身をおいて, なにかに挑戦することにしている。 先週は、山奥に籠もって修行のようなこと(本の校正を行う地味な数日間だったけれども)をした。 そして今は品川付近のマンション、シャンプーもフライパンもない、に住み込んで、10時-19時の会社員生活をやっている。

朝起きて, コーヒーを飲みながらペンを走らせ気が済んだら出社して、飲み会などでビールをご馳走になり帰ってきてペンを走らせて、床がでいつの間にか寝ている、という生活であるから、環境の変化はあんまり感じられない。 これは僕の定義からすると、真に人生を楽しんでいることになってないと考えている。

今までの人生で反省していることの一つは、人間の作った文化に無関心だったことで、 例えば、こうしてキーボードを打っている椅子が生えている建物の構造を観察して、こちら側は日差しが入るからガラス張り、駅側は騒音を避けるために壁を厚くしている、などの事物を考えて, 景色をずっと眺める愉しみがある。 花壇に花が咲いていてキレイだと思うと同時に、花の名前も何も知らない自分に深く恥じ入る。

とかとかテキトーなこと書いてたら10時なので出勤してくる。